家族 
もっとも小さな社会である家族、この家族が私の宝物であり、生きがいです。
仕事の代わりはいくらでもいるけれども、家族の代わりは何処にもない、、、という家族命の両親の元に育ちました。
趣味や好み、興味の対象も全く異なる主人と結婚しましたが、家族が何よりも大切、家族が幸せであってこそ頑張ることができる!という価値観は一緒です。
仕事や学校で疲れた心身を、家庭で癒し、新たな英気を養って欲しい、、、と願いながらも、私は家族の吸い取り紙になることができず、反対に力をもらうばかりです。
バレエアート夢の生徒さんも皆さん揃って、ご家族に大切に大事に育てられているのを感じ、嬉しくてなりません。
ゲストティーチャーの寺内直子先生が、新しい生命を授かりました。
母になる喜びを噛みしめられている毎日だそうです。
心も体も美しい直子先生は、それはそれは素適なお母様になられることでしょう。
落ち着かれるまで、レッスンにお越しいただくのはお預けですが、また一段と美しくなられた直子先生にお会いできますのが楽しみです。
水谷啓子 NOVEMBER 11. 2008
発表会打ち上げ
熱く、熱く燃えた発表会からあっという間に1ヶ月が過ぎ、日曜日のレッスン終了後、会津若松ワシントンホテルにて、発表会の打ち上げを行いました。
高校を卒業して、会津を離れていく生徒さんにとりましては、送別会も兼ねた会となり、笑いあり、涙あり、もちろんDanceあり!のバレエアート夢らしい賑やかこの上ない打ち上げとなりました。
卒業する生徒さんからの挨拶には、言葉の隅々にまで、バレエアート夢への愛情が詰まっており、嬉しさのあまりに感極まって涙でぐしゃぐしゃになってしまった私です。
この生徒さんたちに出会えた私は、なんと幸せ者なのだろう!と有難い気持ちで胸が溢れそうになりました。
バレエの基本である綺麗な真っ直ぐな気持ちで、何事にも、心をこめて丁寧に取り組む、、、という姿勢を身に付けた彼女たちの、親元、バレエアート夢から巣立つこれからの人生にも幸あれ!と心からエールを送ります。
二年に一度のバレエアート夢の発表会は、まるで打ち上げ花火です。
今回の発表会でも、各々が心に響き、これから先に繋がる花火を打ち上げてくれました。
たった一度きりの本番の舞台に向けて、生徒さんの頑張りには勿論の事ながら、それを支えてくださったご家族の皆様に、心からお礼を申し上げます。
本当に有難うございました!!!
そして、これからも、どうぞ、宜しくお願い申し上げます。
以下、打ち上げの様子です。各写真をクリックすると大きくなります。
水谷啓子 SEPTEMBER.28. 2008
ラマダンのトルコにて
発表会を終え、少し遅いサマーバケーションをいただいて、ラマダン真っ最中のトルコにフルムーンに行ってきました。
百聞は一見にしかず、、、まずは、摩訶不思議な(?)アラビアンナイトのトルコの世界にどうぞ。
各写真をクリックすると大きくなります。
ベリーダンス
イスタンブールでは、毎夜ベリーダンスを楽しみました。
ベリーダンスって一体何?肌をあらわにしてはならないイスラムの女性たちにとっての発散の場なのかしら、、、?などと不埒なことを考えていた私は、世界一のベリーDancerと賞賛されているオサナの踊りを観てビックリ仰天!
体中の各パーツが、例えば、右足のふくらはぎだけからはじまって、右太もも〜右半分のお腹〜右のおっぱい〜右腕〜右頬~〜髪の毛全体をブルンブルンさせ、左に移っていく、、、というダンスに、これは正しく人間楽器だ!と度肝を抜かれました。
全身全霊が楽器となって神を乞い、呼び、そして、彼女の中に神が降りてきました。
何でも本物は凄い!凄すぎる!!!
オサナの踊りを観ただけでも、今回のトルコ旅行の値打ちがありました。
以下、上手に撮れていませんが、ベリーダンスショーの様子をお楽しみください。
水谷啓子 SEPTEMBER.29. 2008
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20周年記念発表会 "Dreamgirls"
ついにこの日がやって来ました。
2年に一度の発表会というよりも、今回の公演はバレエアート夢の20年間の歩みを振り返る発表会です。
初めての全幕物への挑戦、初めての男性ゲストDancerの招聘、初めてのパ・ド・トウ、初めてのStaff、、、と今までとは違うアプローチを試みて、大変だったかというと、決してそうではなく、楽しんでリハーサルを重ねているうちに、あっという間に今日の日を迎えた、、、という感じです。
その大きな原因は、亜美先生、直子先生、千紘先生というエネルギッシュでフレッシュな先生方のパワーが注入されたこと。
自分の出番が無くても、朝から晩までずっとつきっきりで熱心に指導を下さった齋藤彩先生の一生懸命さが皆の心を動かしたこと。
そして、この20年という時間を持つことによって、知らず知らずのうちに生徒さんや、ご父兄の方々、教師一同の意識が高まって少し成熟した団体になったということでしょうか?
まさしく継続は力なり!を実感した次第です。
ただただシンプルに純粋に、踊るのが大好き!バレエアート夢が大好き!という生徒さんの力が集まった舞台は、1+1=2ではなく、100にも1000にも10000にもいやそれ以上にもなる!というのを証明した有難く、嬉しい発表会でした。
生徒の皆さん、ご父兄の方々、先生方、Staffに心からお礼を申し上げます。
本当に、本当に有難うございます!!!
次は、どのような舞台を創れるのか、、、今からもうワクワクしています
大好きな生徒さんと一緒に、今回よりも少し成長した発表会を持てますように、また、コツコツと地道な努力を重ねていかなければ、、、!と身が引き締まります。
これからも、どうぞ宜しくお願い致します。

水谷啓子 AUGUST.23. 2008
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London 10日目
ついに帰国日となってしまった、、、。
何事も始まりがあれば、終わりもある、そして、素敵な夢はいつか覚める、、、ということが頭の中ではよく分かっているのだが、まだまだLondonを離れたくない、、、。
温かくて居心地の良い家庭があり、私を愛して待っていてくれるパパや子供たちがいるから、世界中一人で何処に出かけても寂しくないのだろう。
パパに子供たちにそしてバレエ教室の生徒さんに、この恵まれた環境に感謝、感謝、感謝です!!!
今回の旅行では1つのオペラと2つのバレエと13本のミュージカルを楽しんだが、もっと、もっと観たいものばかりで、やはり時間が足りなかった。。
英語がしっかりと理解出来るようになって、ドラマやコメディーも観たい。
56年間もロングランしているアガサ・クリスティーの”THE MOUSETRAP”は是非楽しみたいものだ。
マチネーとイブニングの公演の間、National Gallery,Portrait Galleryには、毎日のように何度も何度もおじゃまをした。
The British MuseumといいLondonは生きた素晴らしい博物館、美術館の宝庫だ。
その上にその殆どが無料ときている。
文化、芸術がごく普通の日常になっているのが納得出来る。
それらが、まだまだ特別のものである日本も成長していって欲しい!と願いながら帰りの飛行機に乗ることにする。


街中を走るLondonバス 街中が美術館のように美しい






ヒースロー国際空港にてボン・ボヤージュ!
水谷啓子 May. 31. 2008
"Mamma Mia!" にこんにちは。
10年位前になるだろうか?
初めてこの作品を観たときの衝撃は凄かった。
本物のスタンディングオベーションというものを生まれて初めて体験した作品でもある。
Londonのミュージカルは唄の上手さにおいては世界一だ!
私が訪れたことがあるNew York、Los Angelesにはバレエ、ジャズ、モダン、ヨガなどダンスのオープンスタジオは数多く(ボイストレーニングは別として)あるが、Londonのオープンスタジオは、大体どこでもダンスより演劇と唄がメインでレッスンを受ける人の数も多く、教室も広い。
日本でしか観たことがなかった ”EVITA” “LES MISERABLE” “THE LION KING”を初めてロンドンで観たときの衝撃といったら、本当に凄かった。脳天をぶち抜かれるようだった。
反対にLondonで先に観て、後から日本で観た“CAT’S” “THE PHANTOM OF THE OPERA” “MAMMA MIA!”
“FOSSE” にも愕然。日本で観たミュージカルで心の底から凄い!と思ったのは、鹿賀丈史のジーサスだけだ。文化における成熟度が違うというだけでなく、そこに住む人が何を求めるかの違いのような気がする。だから、日本における外国産ミュージカルにはあまり期待を持たず、こうしてLondonまで来てしまうのだろう。外国産だから何でも良い!というのでは決してない。先程挙げた7つの作品においては、Londonが私のお気に入りだが”RENT”
“STOMP”に関しては、小屋の違いもありBroadwayの方が好きだ。
"Mamma Mia!" をラスベガスで家族と一緒に観た時には「ママ、一体これの何処が面白いの?良いのはABBAの曲だけだよ、、、!」と娘から指摘を受けるほどにつまらない作品だった。それ以来、観るのが怖くなって遠ざかっていた。
しか〜し、やはりメチャクチャ面白い!!!
日本やラスベガスでは見られなかった自由な発想とのびやかな精神を役者が放っているのだ。
ミュージカルが終盤を迎えると劇場は、完全にディスコ(今はクラブとか言うのでしょうか?)状態で,この古いPrince Of Wales Theatreは外を通行している人が分かるほど揺れているのではないか、、、?と思えるほど、出演者、バンド、観客が一体化し、興奮のるつぼとなってしまう。
"Mamma Mia!" 最高!




"Mamma Mia!"を上演するPrince Of Wales Theatreと、そのすぐ近くにあるチャイナタウンのレトロなケーキ&ローストチキン&ローストイカ(?)
Londonの最後を締めくくるのは、ロイヤルオペラの"Tosca"
"Tosca"は、1800年のローマで再起したナポレオンのフランス軍が、マンゴレ大会戦でオーストリア軍に決定的な勝利を収めた日が背景という異常な条件の中で起こる、激しい愛と憎悪と死のドラマだ。
カヴァラドッシのアリア「妙なる調和」「星は光りぬ」、トスカのアリア「歌に生き、愛に生き」、という3つのアリアはあまりにも有名で、私もプラシド・ドミンゴが演じるカヴァラドッシのCDを持っている。
大好きなオペラのはずなのに、なんと寝てしまった、ほとんど記憶がない、、、、。
ただ、「歌に生き、愛に生き」だけは耳に残っている。
舞台となった場所はRomeに実在し、その聖アンドレア・デッラ・ヴァッレ教会を訪れた時にはToscaになりきっていたほど好きなオペラなのに、、、あ〜!!!


オペラハウスのバーでシャンパンを飲んだからか、、、、、劇場にはいつも枕持参(?)のパパにようになってしまった。
水谷啓子 May. 30. 2008
London 8日目
バレエのレッスンを受けた後、tkts(政府公認のミュージカル、オペラなどの半額プライスショップ)で木曜日のみに行われるプリシアター トークとアフター
トークを楽しみに"The Lord Of The Rings"のチケットを購入。
昨年観劇した時は、ただひたすら壮大なスケールの舞台装置と舞台効果に圧倒され、何が何だか分からないうちに終わってしまった。
今回はまずプリシアター トークの楽しさに、もうすっかり"The Lord Of The Rings"の世界にワープしてしまう。
そして、出演者が人間以外の種族なのにそこに存在することに何の違和感も感じない。
戦う男のカッコよさは、完全無欠のマッチョマンではなく、苦悩や挫折を乗越えるところにあり、それを支える女は、どこまでも美しい!ということを感じる作品だ。
もう一度最初から"The Lord Of The Rings"を観なければ!


"The Lord Of The Ringsが上演されている豪華なDRURY LANE THEATREと滞在していたプチホテル
夜は何度観ても新しい発見がある"CHICAGO"だ。
私はこの作品を一体何度観ているだろう?
初めてBroadwayで観てから、場所を変え、キャストを変え、年代を越えて楽しませてもらっている。
Fosseが好きで好きでたまらなく、今年開催する20周年記念発表会でもFosseのnumberを使用する。
ますます彼のオリジナリティー高さ、クリエイティブの確かさを痛感し、さらにさらに夢中になってしまった。
踊りに限らず、唄でも、絵画でも、人の心を揺すぶるようなものに共通しているのは、オリジナリティーに溢れているということだ。
都はるみのこぶし、モジリアニの無駄を削ぎ落とした絵、そしてFosseの独特の動き、、、。
オリジナルを確立するには持って産まれた能力は勿論のことながら、並大抵ではないパワーを必要とするだろう。
時代を超えても、今なおFosseからの凄いパワーを感じるのだ。
I love Fosse!
水谷啓子 May. 29. 2008
London 7日目
今日も、バレエとJazzのレッスンを受けた後、tkts(政府公認のミュージカル、オペラなどの半額プライスショップ)で"Buddy"のチケットを購入。
ヒットメーカーであるBuddy Hollyの一生をFeaturingした作品だ。
"Jersey Boys" "Never Forget" と有名シンガーをFeaturingした作品が見事だっただけに、期待度100%でTheatreを訪れたが、今回のLondonにおける初めての×ミュージカルに泣きたくなる。
私の貴重な時間を返してよ!と怒鳴りながらTheatreを後にする。


夜は、ロイヤルバレエ団の"Dances At A Gathering/The Dream"
ジェームス・ロビンス(Dances At A Gatheringの振付家)大好き!アシュトン(The Dreamの振付家)はもっと好き!!ロイヤルバレエ団最高!!!
終わりが来て欲しくない、、、と祈るのに無情にも、ロイヤルオペラハウスの幕は閉じてしまった。




休憩時間に、ロイヤルオペラハウスから撮影したコベントガーデンと、オペラハウス内のゴージャスなレストラン(次回訪問した際には、是非ともここで優雅にお食事をしたい!)
水谷啓子 May. 28. 2008
London 6日目
バレエのレッスンを受けた後、tkts(政府公認のミュージカル、オペラなどの半額プライスショップ)まで走り、今日のマチネーの"The
Sound Of Music"のチケットを購入。
ドはドーナツのド、レはレモンのレ、ミはみんなのミ、、、で御馴染みのあのミュージカルだ。
何万人というオーデションの中から選ばれたマリア(ヒロイン)は、容姿、唄、芝居、、、全てにおいて魅力的!
そして、なんといってもロジャース&ハマーシュタインのコンビの曲(ナンバー)の素晴らしいことといったらこの上なく、オープニングの全ての山に登れを聴いただけでもう涙が止まらない!
私は幼い頃に親しんだこの"The Sound Of Music"でミュージカルに目覚めたのだ!と胸が熱くなる。
やはり、名作中の名作だ!
最高クラスのミュージカルは、いつの時代においてもオーソドックスで、正統性が維持されているのを感じる。
その上に豪華なLondon Palladium Theatreの劇場効果を最大限にいかした舞台装置には驚かされる。
そして、この作品からも戦争の愚かさ、虚しさを覚え、世界の平和を願わずにはいられない。




"The Sound Of Music"を上演するLondon Palladium Theatreと円盤のような舞台装置、そしてすぐ近くにある有名デパートのLIBERTY


Londonの人気スポットCARNAVY STREETがすぐ近くにある。
夜は"Jersey Boys"
今までのミュージカルが全てぶっ飛んでしまった!
凄い、凄い、凄すぎる!!!
人間ってこんなに凄いものを創ることが出来るのだ、、、!と衝撃を受ける。
何と表現したらよいのか分からないほどのミュージカルに出会ってしまった、。
どんな手段を取ってももう一度観たい、いや絶対に観るぞ!と固く決意


ウイットが効いている!と言えばよいのか、ユーモアで一杯!と表現すればよいのか、エスプリに溢れている!がはまるのか、、、、この作品の素晴らしさをどのように表したらよいのか分からない。
Wit&Humor&Espritということにしておこう。
体が炎のように熱い。
水谷啓子 May. 27. 2008
London 5日目
朝一のバレエのレッスンを受けた後、お気に入りのコートー・ルド美術館まで走る。
個人が持つ小規模の美術館だが、展示作品は勿論の事ながら、建物しかり、ディスプレイしかり、ゲストしかり、何とエレガントな美術館なのだろう、、、と毎回訪れるたびに心がときめく。
写真を長い時間見続けることはできないのに、お気に入りの絵画の前では時が経つのを忘れていつまでもその場に居たくなるから不思議だ。
ドガのダンサーの彫刻、モジリアニ、ゴーギャン、ゴッホ、ルノアール、、、コートー・ルド氏はどうして私のお気に入りをここまでご存知なのだろう、、、と舞い上がってしまうほど好きな作品ばかりが揃っている。
コートー・ルド美術館に来るたびに「ただいま。」と言ってしまう。
今度生まれ変わったら、絶対に画家になりたい!自分の想いをキャンバス上に表現できたらどんなに素敵だろう!
画家も舞台造りもある意味似ているのではないかと思う。何故なら、私の作品は美術館からヒントを得たものが多い。
また超特急でロイヤルオペラハウスまで走り、ロイヤルバレエ団の"Romeo&Juliet"を観る。
今日のJulietは、お気に入りのMarianela Nunezと知って期待で胸が高まる。
RomeoもThiago Soaresで、ブエノスアイレス&リオデジャネイロ出身のラテン系カップルの"Romeo&Juliet"は、どこまでも美しくはかなく、最後の死のシーンの壮絶なまでの美しさといったら、私の息も止まってしまった。
ラテン系=情熱的のイメージが伴うが、この二人には、それにロイヤルらしい品の良さが加味され、マクミランの振り付け、ゴージャス極まりない舞台装置とあいまって、夢の中にいるようだ。
バレエはこうでなくては、、、!という全てのことがら(ハードもソフトも)をロイヤルバレエ団は実現している。
同じ演目でも、ここで観るのと、日本の劇場で観るのでは全く違うのだ。
一観客の私でさえそのように感じるのだから、出演者にとってはなおさらのことだと思う。
日本にも本物の成熟した文化が育つ日が来ることを願ってやまない。
夢見心地で、ロイヤルオペラハウスを後にすると、何だか小さなバレリーナが沢山いることに気がつく。「「今日は何かあったの?」と尋ねると「ロイヤルバレエスクールのオーデションが行われた。」とのこと。
緊張から開放された様子のちびっ子バレリーナにカメラを向けると、寒いにも関わらずさっとコートを脱いでポーズをとってくれた。


カーテンコールにおけるThiago Soaresと未来のピリンシパルたち
Marianela NunezとThiago Soaresに触発されて、大英博物館の中ではフェスティバルそのものの南アメリカコーナーに向かう。
大英博物館は、それはそれは大きくて全部しっかりと見ようと考えると3日間くらいいやそれ以上かかる(ミイラだけでも何百と展示されている)ため、今日はコレッ!とテーマを絞って訪れることにしている。
イギリスって大英帝国って太っ腹だな!といつも感心することの一つに、ほとんどの美術館、博物館は無料ということがある。
それゆえに入り口の混雑というものがなく、行きたいとき、見たいときに、さっといつでも行ける便利さだ。
お気に召せば貨幣はどこの国のものでもいいので、この中にあなたのお気持ちを入れてください、、、。というメッセージが貼られた箱が出口に置いてあるだけだ。何とも粋なこと!と感心してしまう。
夜の公演は"Hairspray"。
去年Londonを訪れた際には、まだウエストエンドでは始まっていなかったために、5年位前にBroadwayで観て以来だ(映画やDVDでは何度も楽しませてもらった)。
まず劇場に入って主人公のルーシーをイメージしたどピンクのチャーミングな緞帳幕に胸がキュン!
この幕が少しずつ上がっていくと、ルーシーの髪型になるのだが、それをカメラにおさめることが出来ず非常に残念。


気分はルーシー
このミュージカルは、文句なしに痛快!愉快!!ハッピー!!!と三拍子揃っている。
この作品を観て幸せにならない人はまずいないでしょう、、、これぞミュージカル!人生って素晴らしい!!人間って最高!!!と人生を謳歌したくなる。
世界中の人が"Hairspray"を観たら、戦争などなくなるのではないか、、、とさえ思えるほどだ。
休憩時間に周りを見渡すと、客席はルーシーにそっくりの明るい元気なおでぶちゃんばかり(?)
おでぶちゃんたちは外が非常に寒いにも関わらず、アイスクリームをそれはそれは美味しそうに頬張っている。
値段が高いので{Londonは好景気ゆえに、日本に比べると何でも物価が恐ろしく高く、地下鉄などは初乗りが\850位(4POUND)、劇場で食べるアイスクリームは\630(3POUND)もする。}今までのどの公演でもグッと我慢していた私も触発されて買ってしまった、、、。やっぱり、美味しい!
ルーシーそっくりの元気印なコーヒーマグを購入し、ルンルン気分でステップを踏みながらホテルに帰る。
今夜も何て幸せなのだろう、、、!
神様に、パパに、みんなに感謝、感謝です。
本当に有難う!!!
水谷啓子 May. 26. 2008
London 4日目
昨夜は、興奮したにも関わらずぐっすりと休み、爽やかな朝を迎える。
霧のLondonといった感じの雨模様で、息が少し白くなるほど寒い。
11:00〜のバレエと12:30〜のJazzのレッスンに出る。
バーから、ポピュラーミュージックでの(勿論ピアニストによるもの)レッスンに最初は違和感を覚えるが、センターになる頃には、心地良ささえ感じて、体は弾んでいる。
バレエの曲はクラシック音楽で、、、という固い頭になっていた自分を反省。
日本で受けるレッスンはバレエもJazzも約2時間強だが、Londonはどちらともプロクラスにおいても一時間半しかないので、瞬間を大切にしなければ!と集中しているのを感じる。
今日のレッスンの中で印象的だったのは「顔の向きの使い方で、神経が終始しているため、目の動きが生きていない、瞳が真ん中にあるとノーブルだが、瞳がどちらかにずれると、チャーミングになったり、キャラクター的になったりする、、、。その瞳を効果的に動かすためには呼吸が何より大切だ、、、。」という指導だった。
なるほど!と納得。
こういうことを、日本のレッスンで受けたことがあっただろうか、、、?
Freeにリンバリング(柔軟)をする時にも、日本の場合は、みんなひたすら体の柔軟をやるが、Londonでは、顔のリンバリングをしている人が多い。
踊りは、顔だ!ということを改めて強く感じた。
体と顔、その両方が兼ね備わって初めて観客を魅了することが出来るのだろう。
レッスンで汗をかいたせいか、外に出るとたまらなく寒い。
tkts(政府公認のミュージカル、オペラなどの半額プライスショップ)まで走り、"HAVANA RAKATAN"のチケットを購入。
16:00の開演時間まで、まだ少し時間があるため、HARRODSまで走る。
多分世界で最も有名なこのデパートに、お買い物大好き!のパパに連れられて、London訪問10回目くらいにして初めて昨年の秋に訪れた。そのセンスの良さ、クオリティーの高さに驚き、欲しい物だらけで困ったのを覚えている。
その中でも、パパが欲しがったロブスター柄の食器は買うべきかどうか迷った挙句に「荷物になるから諦めよう、、、。」と購入しなかったが、帰国してから「やはり、買うべきだったね。日本では、あんなに斬新なデザインのお皿はないもの、、、。」と後悔をしたので、まだ、これがあることを願って地下鉄4駅分を走る
あった〜!ロブスター柄の食器は、ちゃんと私を待っていてくれた。
それに合わせて伊勢えび(?)柄の小さな食器も数点購入。
重〜い!かさばる!食器だから当たり前なのだが、、、。
こんなことなら、去年パパと一緒のときに買って置けばよかった、、、とブツブツ文句を言いながら、両手にお皿をぶら下げて、またひたすら走る。
一人でLondonを訪れた時の移動は、いつもかなりのスピードで走っている私。
少しでも沢山のレッスンを受けたい!ミュージカル、バレエを観たい!(一日に2本のレッスンを受けた後、3本のミュージカルをはしごしたことも)美術、絵画を鑑賞したい!
Londonには、素敵な公園が沢山あり、お洒落なShopが点在するのに、そちらの方はてんで分からない。
もっと、もっと、このカオスの街Londonを楽しみたい、、、!と思いながら、余裕のない私は、目の前のことだけで頭が一杯だ。
Londonは、やはりパパと訪れないと本当の良さが分からないのかも、、、ですかね。
両手が、限界に近づく頃、"HAVANA RAKATAN"のPeacock Theatreの到着。
そこはもう灼熱のCuba
サルサあり、チャチャあり、タンゴあり、フラメンコあり、、、A dazzling dannce spectacular
踊りというのは、まず音楽ありき、それもリズムありきで、それに合わせて動くのは人間の本能そのものなのだ、、、と改めて感じる舞台だ。
派手な装置も照明も衣装もないのに、これまた見事に鍛え上げられ、踊りを心から楽しむダンサー達の姿は神々しいまでに美しい。
Cuba行ってみたいなあ、、、!


"HAVANA RAKATAN"のポスターと宅配便(?)のキュートなトラック
水谷啓子 May. 25. 2008
London 3日目
結局、"Marguerite"に興奮して、音楽がグルグル頭の中を回っているうちに、朝を迎える。
昨年のLondonで最もエキサイトした公演である"GREASE"のチケットをGETするために、眠れなかったことを逆手にとって、朝日と共にBOXOFFICEに並ぶ。
最前列(これは当日のみの販売、それも超破格値)を見事10:00のオープンと共に手に入れることができてラッキー!
10:30〜のロイヤルオペラハウスのバックステージツアーを予約していたので、高橋尚子もビックリするほどの速度で、ロイヤルオペラハウスのあるコベントガーデンまで息も絶え絶えダッシュ!
私って若いのか年とっているのか、自分でもよく分からない。
走りこみセーフ!で、バックステージツアー開始
コベントガーデンは、日本でいうと、渋谷辺りだろうか?。
また、オードリ・ヘップパーン主演の”マイフェアレディ”の舞台としても有名だ。
今も、政府公認の恐ろしくレベルの高い大道芸人が、そこかしこでパフォーマンスを繰り広げており、ここに居るだけでも一日中楽しめる。
去年、パパはここで観た大道芸に深く感動し「イギリスってホンマ凄い国やなあ!」と大盤振る舞いをしていた。
新しく生まれ変わってから10年目を迎え,最新の舞台機構と設備を誇りながらも、ロイヤルの歴史と伝統をしっかりと受け継いだエレガント極まりないまるで貴婦人のようなロイヤルオペラハウス。
日本にこれほどの劇場があるだろうか、、、?
ここに来るたびに、文化の豊かさ、確かさ、クオリティーの高さに痺れてしまう。
まず、今夜上演される"Tosca"の舞台稽古を、エリザベス女王の席で見学する。
位置決めのみで、唄を聴くことが出来なかったのが残念だが、アクターというのは立っているだけでもどうしてあんなに美しいのだろう、、、
そして、次はお待ち兼ねのロイヤルバレエ団のリハーサル見学。
Londonの中でも、最高に文化的かつ便利なロケーション、そして、どこまでも天井が高く吹き抜けで、プリンシパル(最高のバレリーナ)が、グランジュッテを5回跳んでもまだあり余り、床の状態もDancerにとって世界一!と評判のお稽古場だ。
まず、日本人の佐々木洋平君が目に入る、
明日からの"Romeo&Juliet"で良い役がついているのではなかろうか、、、と思えるような殺陣っぽいパを何度も繰り返して踊っている。
そして、昨年から私が注目している小林ひかるさんも発見。
日本人離れした手足の長さと、表現力が豊かなDancerだ。
今日は見ることが出来なかったが、ロイヤルバレエ団には日本人では他に吉田都さん、蔵健太君、平野良一君が所属している。
ロイヤルバレエ団というのは、イギリス人だけにこだわらず全世界からレベルの高いダンサーを受け入れるどこまでもリベラルなところだ。
これは、簡単なようでなかなかできないことだと思う。
フェッテが上手くいかない女性アーティストは、バレエミストレスから、左手を腰に当てて回ってみたら?というアドバイスを受けてTRYした途端に32回完璧に回っていた。さすが〜!
リハーサルが終わる13:30まで神様に選ばれた人というのはやはり存在するのだ、、、!と興奮しながら見学。
その後、衣装制作室、舞台装置を見る。
あまりのスケールの大きさ、クオリティーの高さに、またしても文化の差を痛感し打ちのめされる思いを味わう。
頑張れ、日本!


バックステージツアー終了後、またしても走って、走って15:00開演の"Grease"へ。
昨年ウエストエンドに来た際に「毎日観たい!」と思ったほどお気に入りの作品だ。
が、最前列で観ると、フム、、、?という感じ。
照明の美しさ、音響のバランス、装置による全体像の把握というものは、最前列では出来ないが、迫力や、出演者との一体感を持つことを期待していたのに、、、そこそこ楽しめたが、出演者も変わらないせいもあり「マンネリしないでね!」という言葉を残し、劇場を後にする。


さあ夜の公演は何を観よう、、、と迷いながらも、躊躇している時間はなく、滞在しているホテルの真ん前にあるSavoy Theatreで"Never
Forget"のこれまた最前列を購入。
大当たり!!!
TAKE THATの音楽に乗って繰り広げられる単純なLOVESTORYだが、5人のイケメンくん(?)それぞれが超個性的で、魅力に溢れ、どうしよう、誰を観たらいいの、、、?というくらいに興奮してしまう。
総勢20名ほどの出演者全員が、この作品を心から愛し、楽しんでいる様子がジンジン、ガンガンと伝わってくる。
ダンスの振り付けも、曲にピッタリとはまったものばかり、出演者の個性を生かしたものばかり、役にバシッとはまったものばかりで、観客にしっかりと魅せながらも自分たち自身もエンジョイしている姿に嬉しくならないはずがない!
終盤に、舞台全面が大雨となり、出演者と共に最前列の私もびしょ濡れ(だからチケットが取れたのだと納得)それがまた心地良くてたまらない。気分は、もうすっかり出演者になりきっている私。
その雨に"Never Forget"の文字が銀色で浮き上がり、客席は大盛り上がり、拍手、拍手、大拍手スタンディングオベーションのうちに終演。
マンチェスターで大当たりし、最近になってウエストエンドに乗り込んできたとのこと。
New YorkでいうとオフBroadwayから、オンBroadwayに、、、のLondon版という感じでしょうか?
出演者の意気込み、熱意というのは、ダイレクトに観客を魅了するものだとつくづく感じた作品だった。
こういう作品こそ、最前列で観ることが出来て本当にラッキー!!!
あまりの興奮冷めやらず、今日は楽屋待ちまでしてしまいました、、、(笑)


最高、最高、最高の夜です。
また、今夜も眠れそうにない、、、。


水谷啓子 May. 24. 2008
London 2日目
ジェットラグはなかったはずなのに、目が覚めたら、午前10時を回っていました。
あちゃ〜!初日から寝坊です。
昨夜は、London入りした嬉しさで興奮してなかなか寝付けなかったからでしょうか?
とにかく、Danceのlessonを受けるために、ホテルから近いパイナップルスタジオまでDash!。
12時半からのジャズのlessonに滑り込みセーフ。
グランジュッテが5回連続できそうな広いスタジオだが、100人近くの人がlessonを受けているためか、空気が薄くて、息苦しい。みんなの呼吸で鏡もすぐ曇ってしまった。
それは我慢できるとしても、あまりの人の多さに先生がほとんど見えない状態のため、周りの人の動きを見ながら、ひたすらとにかく動く(暴れる)
基礎が出来ている人が多いわけではないのか、はたまた自分のペースでアップをしているためなのか、どれが本当の動きなのかよく分からない。これでは、Londonでlessonを受ける意味がない、、、と考え、厚かましい私は、ちょこまか動いて、ついに先生が良く見える位置をGET!
自分自身の世界に陶酔するように、黙々と体を動かしている先生の動きを、ひたすら真似る。
呼吸がこちらまで伝わってくるほど、先生の周りだけ空気が動いている。凄い存在感だ!
真似ているつもりなのに、同じ動きが全く別ものなことを思い知る。
どのように動けば、あのようにお洒落に粋にセクシーに踊ることが出来るのだろう?もう少し何とかしたい、、、!とあがいているうちに、終了の時間となる。
一時間半のlessonはあっという間だ。オーバーな表現かもしれないが、瞬きをしている間に終わった感がある。
いつもlessonのたびに、最後のコンビネーションを後5回踊れたら、もう少し自分のものにできるのに、、、などと鈍くさい私は考えるが、やはり取り組み方が甘いのだろう。
しかし、海外でlessonを受けるたびに、ダンス用語というのは世界共通語だ!と嬉しくなる。
プりエ、ルルベ、アラベスク、アチチュード、ピルエット、シェネ、クロワゼ、エファセ,アンファス、アラスゴンド、、、ダンスのlessonを受けているときには、言葉の壁を感じない。
ただ、ひたすら踊ることのみに集中できる。
さあ、ホテルに帰って、シャワーを浴びたら、マチネーは"Dirty Dancing"イブニングはこれまた世界初演のミュージカル"Marguerite "だ!
何という贅沢な私
"Dirty Dancing"は、題名とおりのベストセラーをミュージカル化した作品です。
ベビーちゃんと呼ばれる良家の令嬢が、家族で訪れた避暑地で、Danceのlessonを通して大人のLadyに変身していくひと夏の恋の物語。
実にシンプルな内容だけに、出演者の魅力に負うところが大きい。
昨年の9月始まったばかりの頃に、大変な労力でもってチケットをGETして観たのだが、ヒーローの男の子が、イギリスでは超人気アイドルのためか、彼が舞台に登場するだけで、観客がキャーキャーと大騒ぎするので、何だか白けて観ているうちに終わってしまった。
しかし相変わらず、チケット取得の難しさNO1!という人気ミュージカルだけに気になり、今回も又、日本からチケットを押さえていった。
人気がある作品というのは、やはり勢いとエネルギーに溢れている!
グイグイと引っ張られて、手足どころか全身が熱くり、あまりの可笑しさに涙が出るほど笑い転げ(ウエストエンドのミュージカルには、どんなにシリアスな内容の作品にも、一息も,二息もつけるような舌を巻くほど芸達者な喜劇役者が、必ずといってよいほど出てくる。)
そしてウエストエンドの作品らしく、全てのダンス、唄ともに驚くほどレベルが高く(特にタンゴ)エネルギッシュ+パワフルなのに、洗練されていて品があり、もうメチャクチャ私好み!。
どうぞ、フィナーレが来ませんように!ずっとこの世界に留まっていたい、、、と願ったにも関わらず、カーテンコールの後、無常な客席の電気が点いて、劇場を追い出される。
こういう作品を観ると踊りたくて踊りたくて体中がウズウズしてくる。
私はただ観ているだけなのに、力が入って汗でビッショリだ、、、。
作品の中で踏まれていたステップを踏みながら劇場を後にする人の多いこと。
勿論、私もその一人、、、。
ミュージカルってやっぱり最高だ〜!ミュージカル万歳!!


旅は恥の書き捨て?の諺とおりに踊りながらホテルに戻り、少しお洒落なドレスに着替えて"Marguerite" に出かける。
大好きな女優Ruthie HenshallがBroadwayからWestendに戻ってきた。
"CHICAGO"のロキシーやベルマ "Les Miserables"のフォンティーンなど、、、色の違うどんな役を演じても彼女の手にかかると全ての役が輝きだし、私のように先入観の塊で見る人間をも鮮やかに裏切ってくれる。
彼女が帰ってきたから、"Marguerite"が出来たのか、"Marguerite"のためにWestendに戻ってきたのか、、、そんなことはどうでもいい、とにかく、生のRuthie Henshallを拝めるのだから!
Londonでもかなり老舗の劇場のうちに入るHaymarket Theatre の緞帳一杯に、Ruthie Henshalが大写しになり、約10秒に一回くらい退廃的な瞬きをしながら、私たちを迎えてくれる。
開演前から、もうすっかりとRuthie Henshallの世界だ。
Michel Legrand(シェルブールの雨傘など作曲者)の音楽が、幕開きから私の琴線をグイグイついて、涙が溢れてくる。
Ruthie Henshall×Michel Legrand もう凄い!凄すぎる!!!
英語の歌詞がよく分かるわけでないのに、涙が止まらない。
分かる、分かる、、、、もうすっかり私自身がMargueriteになりきり、先ほど観た"Dirty Dancing"は、何処か遠くにとんでしまっているのを感じる。
ダンスで、これほどまでに涙を流したことがあるだろうか?
"The Phatom of the opera"を初めてウエストエンドで観たときも、The Music of the Nightに涙が止まらなかった。
また、終演後も、胸が一杯で、席をなかなか立つことが出来なかった私。
ミュージカルの力って何て凄いのだろう、、、今日も興奮して眠れそうにない。
あ〜人間って凄い!!!!!


水谷啓子 May. 23. 2008
London 到着
半年ぶりに、心弾む街ロンドンに遊学にきました。
ロンドン我が街、、というくらいに、多分、日本の何処よりも、ウエストエンド地区の地理には詳しいのではないか、、、と思います(日本にいる時は、余裕がなくてゆっくりと街歩きをする時間を持っていない、、、というのが正直なところです)
Let's go! 24時間自分のためだけに使える贅沢な時間のスタート!!!
到着早々、"GONE WITH THE WIND"(邦題 風と共に去りぬ) NEW LONDON THEATREへ直行。
トレバー・ナン(CAT'Sや Les Miseralesなどの作者)の新作であるこの作品を観るのが、今回のロンドン行きのメーンでもあります。
あのような超大作を、名匠トレーバー・ナンがどのように料理するのか、宝塚や東宝の舞台とは、どのように違うのか、、、観る前から一人で盛り上がってロンドン入りした私です。
まず、 NEW LONDON THEATREに足を踏み入れた途端に、ここは一体何処?アトランタ、、、?というくらいにアメリカ南部の香りで溢れているのに圧倒される。
とにかく、装置が凄い!凄すぎる!!!
決して奇をてらったものではなく、古き良きグレートなアメリカを再現した本物の装置に、ジェットラグはぶっ飛んでしまいました。
舞台の広さと、客席の大きさは、ほぼ同じくらいで、 舞台全体を270度の角度から、客席が囲むという臨場感、緊迫感のあるステージングスタイルに始まる前から、もうドクンドクンと胸が高まっている。
開演ベルもアナウンスもなく、登場人物が舞台や客席から三々五々登場して、いつの間にかアトランタの世界に観客全員がワープされてミュージカルはスタートする。
アメリカ南北戦争という設定なので、ミュージカル界では珍しいほど沢山の黒人が登場する。
それが実に味のある魅力のある人ばかり、観たい役者ぞろいで、私の首は、オープニングから完全に扇風機状態になっている。
ささやくような各ソロから始まり、全員による大コーラスになる頃には、やっぱり、トレバー・ナンだ!どうしてこうも観客の心を掴むのが巧いのだろう!と早や目頭がすでにウルウルとなっている私。
"CHICAGO"でビリーを演じていたお気に入りの俳優であるDarius Daneshのレッド・バトラー役は、存在するだけでとにかく素敵!カッコイイ!!レッド・バトラーは、やっぱり華も毒もある彼しかいないでしょう!!!と、大満足の私ですが、スカーレット・オハラ役のJill Paigeは、美しく品がある上に、演技もそつが無いのだが、物分りが良さそうでサラッとした優等生(?)のスカーレットには、付いていきま〜す、、、!という気持ちには、とてもなれない。やはり、スカーレット・オハラは直情的で炎のように熱くあって欲しい!
映画などで、何度も観た作品ともなると、自分の中で勝手な役のイメージを作ってしまい、真っ白な目や心で観ることができなくなっているのかも知れない、、、と少し反省です。
ミュージカルにありがちな(私的には、こういう展開は大好きですが)とってつけたようなダンスも、急に唄になるようなこともなく、何もかもが実にスムーズかつエレガントなところが、さすがウエストエンド版!、、、という感じの"GONE WITH THE WIND"(邦題 風と共に去りぬ)。
懐の大きなトレバー・ナンの作品らしく、出演者が変わると、作品自体も大きく変化していくのではないか、、、と感じました。
そういう意味においても、 今回はオーケストラ席センターというベストロケーションで観ましたが、次回は違うキャストで、そしてサイド席からも観てみたい。
NEW LONDON THEATREは"CAT'S"を上演していた時には、ここは猫小屋、、、?と思うほど、匂いまでがそれになっていたし、"JOSEPH"の際には、イエス・キリストがまさにそこに存在するような2000年前のイスラエルの地にやってきたような錯覚を陥ったのを覚えています。
上演する作品によって、劇場内部をすっかりと変えてしまうというロンドンの劇場主の大英断は、本当に凄い!の一言に尽きます。
本物の贅沢をプレゼントしてくれるオーナーさん、有難うございます。
ハード(劇場)もソフト(スタッフ、出演者、観客)も充実している本物の作品に出会えて胸が一杯になった初日を持つことができてラッキー!!!


水谷啓子 May. 22. 2008
| 夢舞台株式会社”誕生! |
朝から、綺麗なお花がぞくぞくと届き「今日は、一体何?エイプリルフールは終わったし、バースデイも終わったし、公演でもないし、結婚記念日はまだだし、、、、???」
そうだ!会社設立の日だ!!!
嬉しさ、喜びと同時に、しっかりしなくては!!!と心がキュッと引き締まります。
記念すべき今日の日を覚えていて下さったうえに、お花までお届けくださいました皆様、本当にありがとうございます!
この超アバウト人間の私が、何と“夢舞台株式会社"取締役社長。
と申しましても、社員も株主も私一人だけのそれはスモールな会社です。
”夢舞台株式会社”と同様に”バレエアート夢”も、1988年会津若松の地に、小さな小さなサークルからスタートしました。
そして、今年で開講20年目を迎えます。
「本当におかげさまです!」「本当にありがとうございます!!!」
人生は何事も一人でできるわけではなく、出会った方々の、沢山の大きな温かいおかげさまと感謝の気持ちで一杯です。
常に新しいことに挑戦したい!実験したい!展開したい!しかし、点から点に跳ぶような無理をするのではなく、線を引くように、じっくりと丁寧に時間をかけて育んでいけたら、、、とまるで子育てのように、無我夢中で20年やってまいりました。
まだまだ、まだまだ、全てがこれからのバレエアート夢ですが、いつも、どんな時でも、自由にものが言え、活気に溢れた瑞々しい団体でありたい!と心から願っています。
”バレエアート夢”という天職を授けてくださった皆様に、どうすれば、少しでも恩返しをすることができるのか、、、?と考えました。
”バレエアート夢”を展開させて次の世代にバトンタッチしたい!そして、ここで学ぶ生徒さんにとっては、いつでも居心地の良いホームであり、卒業生にとっては、いつまでも心のふるさとでありたい!と願い、20周年を迎えるのを記念して会社を設立いたしました。
みんなの願い、希望、夢がかないますように!そして”バレエアート夢”から夢を売る妖精たちがはばたいて欲しい!とのおもいから”夢舞台株式会社”と名づけた次第です。
生まれたばかりの”夢舞台株式会社に、どうか大きくて温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。
水谷啓子 May. 1. 2008